熊倉の町並み

熊倉川に沿った静かな集落。

(群馬県南牧村熊倉)

群馬県の南牧村から長野県の佐久方面へ抜ける田口峠。下仁田方面からは県道を道なりに走ればいいのだが、勧能集落をぬけたところで1つだけ間違いやすい個所がある。

道なりに走ると熊倉というどん詰まりの集落へ入ってしまうのだ。田口峠へ行くにはこのT字路を右折しなければならない。

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その交差点を間違えて進んでしまった方向にあるのが熊倉集落。

集落の中を抜ける群馬県道108号線は余地(よじ)峠を越えて長野県道108号線と一応地図上ではつながっているが現在は路面が荒れていて車両は通行できない。

ただし県道の道なりが熊倉方向になっていることからもわかるが、かつては余地越えが主流だった時代もあったようだ。

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熊倉集落入口にある目立つ崖屋の3階民家。

この場所にもT字路があり、左に入れば大上(おおがみ)峠を経て佐久穂の方へ抜けられる。

一度佐久穂方向から通ったことがある。途中人の住んだ気配もなくひたすら森の中を抜けるさびしい道だった。でも道路は舗装されていているから、佐久穂から群馬県西に行くには十石峠経由よりもずっといいと思う。

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さて、大上峠のT字路を道なりに進むと、そこが余地峠の108号線である。熊倉川から近い土地に古い養蚕農家が並んでいるがすでに空き家が目立つ。

この少し先でゲートがあって県道は封鎖されているから、ここまで入ってくる人はほぼいないだろう。

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アルミサッシュを付ける以前の時代に空き家になった家。昭和の養蚕農家の姿がそのままである。

(2011年07月09日訪問)