釿原の火の見櫓

直線的な質実剛健な火の見櫓。

(徳島県吉野川市川島町山田釿原)

川島駅の東側のエリアで、東山鉱山の索道やホッパーなどの遺構がないかアテもなくぐるぐる走り回っていたときに釿原(ちょうなばら)という字で見かけた火の見櫓。

写真

四角平面で、3面がトラス、1面がハシゴになっているという無駄のない造り。デッキの手すりも斜交いになっているなど、全体的に直線で構成されている。カーブがあるのは屋根の蕨手のみ。

民家2階の屋根ほどの高さしかない低いが、高台なので見通しはよさそう。

(2007年01月07日訪問)