光明寺

山門の赤門は武家屋敷か城門の移築では。

(徳島県阿南市黒津地町戎野)

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黒津地町の散策は続く。

赤門のある寺が見えてきた。

光明寺。

さっき立ち寄った光清庵はこのお寺の塔頭かもしれない。

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山門の赤門は、三間一戸の薬医門。

造りはどうもお寺の門という感じではなく、武家屋敷の門か城門だったのではというような風情。

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左側の一間に潜り戸があり、かわいらしいくぎ隠しが使われていた。

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屋根を支える梁が通常の薬医門と異なり、一手先(出組み)になっている。

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控え柱にも不可解な肘木の補強がされている。

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全体的にここまで堅固にする必要があるのかな、というくらいどっしりとした門だ。

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門を入ったところには、入母屋妻入りのお堂がある。

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この角度からは分かりにくいが、このページの1枚目の写真を見ると、下り棟の瓦が落ちていて、補修が必要。

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室内にも雨漏りがしているようで、大きなタライが置かれているが、収拾がつかない状況のようで、仏像は撤去されていた。

本来は阿弥陀堂ではないかな。

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左側には本堂がある。

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その左側には庫裏。

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阿弥陀堂の向かいには無縁仏ピラミッドがあった。

額縁付きの墓石が目立つ。

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築地塀を修理中だった。

(2004年11月13日訪問)