唐戸の清水を見たあと、中途半端な時間があったので島の中央の壇山という山を越えて島の北側の県道を通って、
もう少し計画的に廻れば、結局、1日で豊島をひと回り観光出来たのかもしれない。情報が少ない時代だったし、初めてで土地勘もなかったので仕方がない。

途中で見かけた小見山観音という石碑。
山岳寺院でもあるのか?

だが、どうみてもお寺がありそうな雰囲気じゃなかった。

フェリーの時間の30分前に唐櫃の町に到着。

唐櫃港のすぐ近くにあった浜地蔵堂。
豊島三十三観音霊場の第23番札所。

浜地蔵堂の向かいにあった雑貨店。

海岸線に近い集落にありがちな、石積みの強固すぎる塀。

乗船券を購入してしばし港で待つ。
この便で車を載せるのは私だけで、本当にここでいいの? というくらい寂しい風景だった。
しばらく待つとフェリーボートがやってきた。

徒歩で乗船する人はけっこういる。喪服を着ている人もいるので小豆島に帰る弔問客なのだろう。
フェリーに車を載せる段取りなど、もう少し写真を撮っておくべきなんだろうけど、なんとなく慌ただしくていつも撮り忘れてしまう。

さらば豊島。

豊島北端の虻山と虻崎。
採石場の巨大ホッパーが見えた。

豊島の東にある小さな有人島、
定期便もないから、観光で行くには海上タクシーをチャーターするか、ビーチで遊ぶ目的なら豊島からシーカヤックででも渡ればいいのか。

海上では小豆島⇔高松のフェリーとすれ違った。これまでもお世話になっているフェリーだ。

わずか30分の船旅で、小豆島の土庄港へ到着。
土庄港の付近にはビジネスホテルが数軒ある。小豆島は3度目になるが、毎回違うホテルを利用することにした。
先にチェックインして、きょうのうちに少しだけ小豆島も観光しようか。

(2008年10月11日訪問)