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田ノ浦半島の中ほどにある小さな集落、堀越。
その堀越に小豆島八十八ヶ所霊場の第5番札所があるので立ち寄る。
町の中の道は狭く、駐車スペースもあるようなないような感じだが、なるべく迷惑にならないような場所に置いて歩いて寺へ向かう。
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寺は狭い路地の先にあるため、迷わないように赤字で書かれた遍路道の案内がある。
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案内を辿りながらお寺に到着。
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外観は普通の民家というか、町の集会所みたいだ。
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入口も狭い。
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本堂の前には卒塔婆の大きくなったような柱が立っている。
善の紐が結ばれている。
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紐は天井を這って、本尊へと結ばれていた。
本堂は半分が外陣になっているが、全体的には町内の集会所として機能しているのではないか。
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このお寺には、かつて妙光信女という庵主がいたという。説明を読んでもはっきりしないが、いわくがあって流れてきた女がこの寺の庵主となって村人に慕われ、死後安産の神さまになったというようなことらしい。
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妙光信女の墓は本堂の横にある。
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本堂の前には地蔵堂と蘭塔があった。
(2006年10月06日訪問)