ノンロン村の焼酎醸造

民家の納屋で米焼酎を造っていた。

(ミャンマーカレン州パアン)

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ノンロン村で焼酎を造っている家があるというので連れていってもらった。

いままで私が通ったことがない村の細道を進んでいく。

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やがて何の変哲もない1軒の民家に入った。

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その民家の奥、表通りからは見えないところに粗末な小屋があった。

焼酎はこの小屋で造られているのだ。

ミャンマーにも酒税はあるから、酒造りは基本的には密造酒ということになると思われる。日本でもかつては山村で焼酎の密造はよく行われていて、取り締まる税務署員を煙に巻く現代民話を何度か聞いたことがある。

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家のお母さんが焼酎造りの担当みたいだ。というか、ミャンマー人は女の人がよく働くので、この人が家の大黒柱なのかもしれない。

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通訳してもらわなかったので、ちょっと違っているかもしれないことを断わっておく。

まず蒸したコメに麹を入れる。白いビスケットみたいな塊が麹だ。

コメは白米と赤米の少なくとも2種類が混ぜてある。もしかすると3種類以上のコメが使われているかも。

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麹を砕いて、コメとよく混ぜ合わせる。

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それを暖める。

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発酵が進んだら手作り感あふれる蒸留器で蒸留する。

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複数の工程は並行して行われていた。

日ごろから並行してやっているのか、私たちに見せるために準備してくれたのかは不明。

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蒸留されたアルコールを空き瓶に詰めて完成。

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「どう? 1杯試飲しとく?」

私は焼酎の味はまったくわからない。そもそもストレートで飲めるのこれ。

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まな板に垂らしてライターで火をつけたら燃えたので、ちゃんと醸造できている。

それでも値段だけは聞けばよかったな。

まったくの想像だけど、たぶん1瓶300円くらいじゃないか。

(2018年05月29日訪問)