タンマサーリゾート

千仏庭園ができたがまだ未完成だ。

(ミャンマーモン州モーラミャイン)

写真

きょうは雨が降ったりやんだりで、士気がダダ下がり。でも最後の気力を振り絞って、もう少しだけがんばるか。

前回ここを通ったときに、ティーヤムセー僧院の隣りのパゴダで千仏庭園を造るらしい工事が始まっていたのだ。その結果を確認することにした。

写真

おお、やっぱり出来てる。山の斜面に気持ち悪いくらいたくさんの仏像が並んでいる。

写真

これは2015年4月ごろの様子。まだ大仏もないし、普通のパゴダだった。

写真

以前ここを通ったときにもこのパゴダに入ろうと思ったのだが、道がよくわからなかった。

今回も入口がわからない。

写真

でもどうやらティーヤムセー僧院の敷地から、池の横を歩いて千仏庭園のほうに行けそうだ。

池のほとりに「D・・ma・・ Resort」という看板が。元はたぶん「Dhammasa Resort」だ。

ここ、寺じゃなくて遊園地なのか???

写真

僧院の入口にオートバイをとめて、雨合羽を脱ぐ。池のほうへいってみよう。池の周りには木道が造られている。

ティーヤムセー僧院は2015年に訪れたときにガラの悪い犬がいてサンダルを隠された因縁の寺。今回もそのガラの悪い犬たちは健在だった。

写真

この池のまわりでもサンダルを探し回ったんだよなぁ。

写真

今回は僧院が目的ではなく、隣りのパゴダが目的なので犬は気にせず、さっさと通り過ぎよう。

写真

パゴダへの道の途中では崖になにやら楽しそうな模様が描かれている。

ベンチもあるのだけど、ヤブがひどくて近寄ることもできない。ミャンマーの雨季で除草をしなかったら、1シーズンでこのくらいは草木が伸びてくる。

写真

馬車をかたどったベンチも草に埋もれていた。

草がなければインスタ映えベンチとして使えそうなんだけれど。

写真

滝の書き割りがあってそのまえにダミーの木橋が作られていた。「滝の前で記念撮影をしよう」というシチュエーションなんだろうな。

昭和を感じる・・・。

写真

パゴダの敷地が見えてきた。

あきらかに裏口っぽい。

たぶんこの庭園の本来の入口はこのルートではないのだろう。

写真

樹からパペットが下がっていた。

怖いよ!

写真

大仏。8人の信者が仏陀を囲むように拝伏している。

みたこともない印相だ。右手になにか持ってる。

写真

なんだこれ?

ヘビ? ミミズ? ヒル?

んなわけないか、常識的に考えたら髪の毛なんだろうけど。

写真

パゴダは塗り直されていて、千仏庭園の仏たちもまだ新しい。

写真

でも千仏のほうへ登る階段は未完成で放置されてたまま。おそらく山上のパゴダへの登山路の入口にもなっているはずだが、雑草がひどくてとても歩けそうにない。

いつかこの山は登ってみたい。でも乾季じゃないと無理そう。

写真

パゴダ前広場には神輿が置かれていた。大仏と千仏庭園の落慶法要イベントが最近あったのかな。

そうこうしているうちにまた雨がぱらついてきた。あわててオートバイまで戻り雨合羽を着る。こんなふうにひとつの寺ごとに雨具を着たり脱いだりしていたんでは埒が明かない。しばらく雨具を着たまま移動するか。

このあと、ソーダタウン洞窟寺を再訪。周辺でまだ見落としているところがありそうだったので確認しに行ったのだが、雨はやまないし、道が水没していてまったく調査にならず・・・。

写真

タンマサー村に戻ってきたころやっと雨がやんで、すこし空が明るくなってきた。

何度か立ち寄っている駄菓子屋で、飲み物でも買っていくか。ついでに雨具もしまおう。

写真

前までクーラーボックスに入れられていたジュース類がいつのまにか冷蔵庫に入っていた。

この国はどんどん豊かになってきているのが実感できる。

写真

タイ産のココナッツジュース。

炭酸がなくて飲みやすいし、味も悪くない。

暑い日の水分補給によく飲んでいるお気に入りの一品。きょうは雨が降っているとはいえ、やはりむし暑いので冷たい飲み物がほしい。

写真

こういう駄菓子を扱う小さなお店が街道沿いにたくさんあるのだ。いまの日本だと駄菓子屋なんて市区町村に1軒くらいしかないんじゃないか。

写真

この黄色い液体はレギューラーガソリン。

1本1,000チャットで、ガソリンスタンドよりちょっと高めだけれど、辺鄙な村でも簡単にガソリンが手に入るのでガス欠の心配はない。

こういうずさんなガソリン販売も、遠からず見られなくなる風景だと思う。

(2019年07月13日訪問)

旅の指さし会話帳44 ミャンマー(ミャンマー語) (旅の指さし会話帳シリーズ)

単行本 – 2003/4/24
浅井 美衣 (著), 曽根 愛 (イラスト)

amazon.co.jp

絵が多く見ているだけでも楽しい。実用性もあり、現地の人へのプレゼントにも使えます。