ウエィンダパゴダ

水牛や鹿の角で飾られたパゴダ。

(ミャンマーカレン州コーカレイ)

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ナブー村の村外れにあるT字路。ピタカ街道はこのT字路から南へ折れて、コーカレイ方面へ向かう。

次はこの街道の先にある洞窟候補の山を目指すのだ。

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道は広くないが舗装されている。ピタカ街道は路面状況がよさそう。

少し走ると右手に寺の山門が見えてきた。

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次に目指しているのは後ろのほうに見えている山。

門があるくらいだから、何かあるんだろう。入ってみることにした。

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赤茶けた未舗装の道が山のほうへ続いている。

一見するとこのまま山へ行けそうだったが、、、

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途中から道はカーブして、別のパゴダへ続いていた。

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目指していた山とは違うが、せっかく来たのでこのパゴダにお参りしていこう。

パゴダとも言えるし、僧院とも言える、どっちつかずのお寺だ。まあ、遠くから仏塔が見えたし、山門を入って正面が仏塔なので、パゴダとしておこう。

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境内を入るとすぐに休憩所がある。

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たぶんお寺を建てた寄進者の名前が書かれた碑。

下の方に拳銃のレリーフがあるのがちょっと怖い。

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パゴダは中心の親パゴダの四隅に子パゴダが付属する型式。

こういう配置は、須弥山を中心としてその周囲に4つの島があるという仏教の宇宙観を表しているものではないかと思う。

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このパゴダの入口には水牛や鹿の角が祀られていた。

パゴダに動物が捧げられているのは初めて見た。かなりめずらしい風習なのではないか。

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このパゴダの僧房。

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ナッ新を祀っていると思われるお堂、いわゆる末社のアパートである。

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中には花瓶とコップなどが置かれているだけ。

こういうところは、日本の神道と似ている。

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これは得度堂の建設予定地だな。

これまでに何度か見かけたが、得度堂を建てるときは、建物よりも先に結界石を並べるのが普通みたいだ。

(2019年03月10日訪問)

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