カレンバプテスト教会

火の見櫓のような素朴な単塔が付属する。

(ミャンマーモン州タトン)

写真

寺町通りを北へ。

写真

次の寺は、、、

写真

ん? 寺じゃなくてキリスト教会だった。

「カレンパブテスト教会」とある。タトンはモン州だけど、住民はカレン民族が多い。

境内は他の僧院と似ていて、寺町通りから長い参道で引っ込んでいる。

写真

参道の途中の右側には僧房がある。

写真

その反対の左側には食堂。

このへんの運用はキリスト教会とはいえ、ミャンマーの仏教と同じになっているのだろう。

写真

水垢離場。お寺のそれと同じ造り。

写真

参道の突き当たりには教会堂があった。

写真

単塔付き単廊直線型教会堂。

ただし建物の外部の両サイドに回廊があるので「二廊開放三廊」といってもいいかもしれない。

扉も窓もすべてカギがかかっていて中はまったく伺い知れない。教会にもっとたくさん入って、外観からでも中を断定できるようになりたいものだ。

写真

鐘楼は教会堂とは一体化しておらず、簡素な骨組みだけの造り。

写真

まるで火の見櫓のようだ。

写真

吹き放ちになっている左側廊。

突き当たりにはトイレがある。

写真

こちらは右側廊。

側廊の突き当たりにあるのはたぶん懺悔室じゃないかな。

(2019年03月27日訪問)

離島建築 島の文化を伝える建物と暮らし (味なたてもの探訪)

単行本(ソフトカバー) – 2024/4/19
箭内博行 (著)
本書は、“日本の縮図"とも言われる離島の文化や生活、住人のストーリーについて、島々の建物を通して知る一冊。

amazon.co.jp