
きょうは午後までで仕事が終わり、夕方から時間があいたので市内のチャーイン山の周辺を探索することにした。
最初に訪れたのはチャーインパゴダ。パアン市内からよく見える山頂のパゴダである。ここは2014年の2月に一度訪れているのだが、最近、新たに奥の院ルートがオープンしたみたいなので再訪することにした。

以前に来たときよりも路面の状況がだいぶよくなっている。

なにせ以前はこんな道だったのが、

いまはこう!
そしてあの頃は徒歩でトボトボと歩いて登った道を、いまは自分のオートバイでスイスイと登っていく。
いろいろな意味で景色が違っている。すべてが珍しく見えた5年前と違い、いまではこれがホームタウンの風景のように普通に見える。

あれれ? 以前に僧房があった場所が更地になってる。移転したのか?

お坊さんの巨大パネルは健在だった。
車やオートバイはここまで。
以前に比べてだいぶ訪れやすくなったが、道が急なのでトゥクトゥクや3輪タクシーなどは登れない。パアンにはまだ四輪車のタクシーがまったく走っていないので、登るとなるとバイタクの二人乗りということになる。

ここからは歩きだ。
急な階段が続く。

途中からは手すりもあるので、それほどキツイ登りではない。
振り返るとパアン市街が一望できる。


山頂に到着。


新しくオープンしたルートは、僧房の右側のこの狭い通路の先にある。
知らないと見落としてしまいそうな場所だ。

途中にはトイレ。

僧房の裏側に出る。
まあ、前回もここには来たんだけれど、そのときはここで行き止まりになっていた。

ここから先が新しくできた部分。
パゴダは山頂にあるので、今度は下り階段になっていく。

切り立った尾根にキャットウォークができた。ここが新しくオープンしたルートの目玉。


ステンレスの角パイプを溶接しただけのキャットウォーク。こんなんで大丈夫なのかね?
まだ出来立てだから壊れるってことはないと思うけど・・・ちょっと怖い。

崖を巻いていくと、

少し登り階段があり、また尾根道へ出る。
ここはズェガビン山が見渡せる最高のビューポイント。


この道を下るとなぜか扉がある。
よくわからない。ここを封鎖してどうするんだ?

ゲートをすぎると、頼りないようなハシゴを下り、

さらに狭い階段を下ると、

瞑想窟に到着。
ここが新ルートの終着点となる。
ここも柵がある。もしかしてあまり人に来られなくないのか?

でも一応、柵のない通路があるので進んでみる。

洞窟の中にイスが置かれていた。
ここで休憩してください、ってことか。

洞窟は貫通しているが、この先にはもう行けそうにない。
いずれはまた開発されてこの先にルートが出来るのかもしれないけれど。

そしていつかこの尾根に行者道みたいなものが出来て、ズェガビンの山頂までつながればいいな。
チャーインパゴダは町からも近く、短時間で観光できるオススメの場所だ。天気のよい日には夕方から夕日を眺めに登ってもいいと思う。
でも意外にここを訪れる外国人は少ない。やっぱり三輪タクシーが登れないのがネックなのかな。
(2019年03月26日訪問)