農機店の落花生加工場

パアンの名産ピーナッツを煎る工場。

(ミャンマーカレン州パアン)

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これまでに何度か入ったことがある機械屋さん。この日は機械の見積りで訪れた。

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いつもは入口の農機が並んでいるあたりしか見なかったが、ふと見ると建物はかなり奥が続いている。

そしてかなりの人数がそのバックヤードで働いている様子なのだ。

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行ってみると若い子たちがピーナッツの袋詰めをしていた。

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バスタブみたいな大きなタライに煎り終えたピーナッツが入っていて、洗面器みたいなもので袋詰めしている。

袋は枕くらいあり、これはおつまみやお土産ではなく、レストランや菓子屋向けの業務用ではないか。

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結構な人数が働いている。

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こちらではラペトゥ(茶葉を蒸して発酵させたおつまみ)を袋詰めしている。

農機屋かと思っていたが、実は食品加工工場もやってたんだ。

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これ、全部ピーナッツかしら。

ピーナッツはパアンの名産品で、帰国時によくスタッフからお土産として渡される。

落花生畑はあまり真剣に観察したことはないけれど、これまでに2回ほど紹介している。,

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奥に風情のある機械が動いていた。

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大きなフライパンみたいなものを撹拌中。

手前の黒い砂みたいに見えるものはたぶん塩。石焼き芋みたいに塩の中で落花生を煎っているのだ。

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でき上がった落花生がカゴに詰まっている。

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こちらはフライパンのかまど側。

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おがくずを燃やしていた。

ピーナッツの殻ではなさそう。

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ここはおじさんの担当で、この工場の一番の花形の工程なのじゃないかな。

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落花生って自分でも少し栽培したことがあって、煎って食べようと思うと結構時間がかかり、しかも焦げ目が付いたりするので面倒なのだけど、こんな風に煎っていたんだ。

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これは加工前の落花生。

おそらく袋詰めされている時点で殻は剥いてあるようだ。皮むき機は農家側にあるのかな。

殻つきでは輸送が大変だろうから。

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煎った豆の粗熱をとっているのだろう。

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工場内には何か別の焙煎用の機械もあった。

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あるいは、新しく試験的に導入してみたものの使えなかった機械か。

(2019年03月22日訪問)

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