興雲閣

工芸品陳列所として作られた洋館。

(島根県松江市殿町)

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松江城の二の丸跡にある洋館、興雲閣(こううんかく)

明治36年に工芸陳列所として建てられたものだという。移築したというようなことは書いてなかったので、もともとこの場所に建てられたのだろう。

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拝観は無料だったので入ってみた。

内部は郷土館になっているが、大した展示物もなく、どちらかというと休憩所のような感じ。

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二階へ登ることもできるのがうれしい。

この建物は元々は明治天皇の行幸を目的としていたが、結局、明治天皇が訪問することはなく、明治40年に皇太子(大正天皇)が宿泊所として利用した。

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二階のシャンデリア。

この部屋は皇太子の御座所となった部屋とのこと。

(2005年04月30日訪問)