ポニーブームが来たのか!? きのうにつづいて、連日ポニー見物に来ている。場所は石井町の県立農林大学校の畜産科の野外施設(現、徳島大学農場)。
桜並木で有名な農場だが、動物がタダで見られるため休日には近所のファミリーなどが動物見物に来る、知られざるスポットだなのだ。
動物でたっぷり癒やされたあとは、近所の寺社巡りをしながら前山公園へと来ていた。石井町の野球グランドもある総合スポーツ公園だ。
公園のメインの遊具は貯水池北西広場の複合遊具。
正直あまりそそられないが。
あ、高松空港公園でも見た黒いマットのネット遊具だ。子どもがゆるいトランポリン的な遊びをしていた。
このエリアの遊具で見逃せないのがこのコンクリ砦。
滑り台や滑り棒、ブランコなどの一切の単純遊具を排除した砦だ。空想力と創造性がこの施設で遊ぶ条件となる。
中央の黄色の壁にはカスガイのハシゴがあって2階へと登れるようになっている。
側面のチェーンクライムは斜めに張られているため、昇り降りは容易ではないだろう。
背面には一本橋が。
この遊具はたぶん地面に足を付けないルールで遊ぶのに向いていると思う。海賊船ゴッコとかそんな遊びだ。
公園の中心部には貯水池があって、周囲にもライドなどの遊具が点在している。
この公園にはもう一ヶ所遊具がある。野球グランドの南の斜面の上だ。先ほどの広場からは距離があるので、車で移動したほうがいいだろう。
こちらにあるのがこの双頭ブリキマン遊具。
ターザンロープ、リングラダー、ローラー滑り台、ブランコが一体となった複合遊具だ。珍しい組み合わせだと思う。
この設計者はブリキマンヘッドを載せることで楽しい雰囲気を造ろうと思ったのだろうか、それともこのように薄汚れて不気味になることを予定していたのだろうか。
夜に見たらかなり怖い遊具だと思う。
ブリキマンヘッドの脊髄部分はリングラダーになっている。
ヘッドの中には何もないが、ヘッドの縁に両手両足を踏ん張れば、中にとどまることができるだろう。
中央の見晴らし台から見下ろすと、なかなかに面白い構図。
滑り台で遊んでいる姉妹がいた。
ローラー滑り台は座って滑るとお尻が痛いし、しゃがんで滑るとあまりスピードが出ないし、結局こんなふうに手漕ぎで進むような記憶しかない。
赤ヘッドの横にはかつて箱ブランコがあったのではないかと思われる遺構がある。
白ヘッドの横には木馬式シーソーがある。
この遊具はいまのところ遊具狩りのターゲットとはされていないけれど、頭にタンコブを作ったり歯を折るくらいの怪我をした子どももいるんじゃなかろうか。
この日はこのあとも引き続き寺社巡りをしたのだが、神社の拝殿前で転倒して怪我をしている老婦人を見つけてしまい、手当てするやら救急車を呼ぶやらでてんやわんやのうちに日が暮れたのだった。
写真はまだ神社の境内に入るまえに外観を撮ったときのもの。すでに倒れている人が写っている・・・。
(2008年03月09日訪問)
日本の凄い神木: 全都道府県250柱のヌシとそれを守る人に会いに行く (地球の歩き方BOOKS W 24)
単行本 – 2022/10/27
本田不二雄 (著)
木の歴史や巨木が生まれる背景、人との生活との関わりなど、「木の旅」をテーマに、各地方の巨木・神木を240本以上紹介。また、木・人・旅に関するコラムなどの情報も充実。
amazon.co.jp