上奥平の公会堂

内部は板敷き。判断がむずかしい物件。

(群馬県高崎市吉井町上奥平)

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高崎市街の東部に、観音山と呼ばれる丘陵が連なっている。山頂にコンクリの大観音があることからそう呼ばれている。

しかし市街側から見て大観音の裏側にあたる地域は、市民はほとんど行ったことがないのではないだろうか。高崎市のゴミの最終処分場があり、それゆえか、特に里山の深い森が広がる自然ゆたかな場所だ。

これからそのエリアを見ていく。

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観音山の最初の目的地は、上奥平の百庚申という史跡なのだが、その入口に公会堂のような建物があったので先に立ち寄ることにした。

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これがその建物。

まったく何なのかわからないので、見出しは「公会堂」としたが、もしかしたら違うかもしれない。

分校とか、新興宗教の教会のような感じもする。以前に広島でも観賞に窮した公会堂物件があったが、それを思い出す。

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戸が開いていたので、内部の写真を撮ってみた。

それでもこれが何なのか言いきることができない。“公会堂観賞"って、なかなか奥が深い。

(2008年12月29日訪問)