水沢街道からふたたび南に外れると、地域は吉岡町から榛東村へと変わる。地域的に高崎や前橋からも近いが、平成の大合併後も村として残ったのは、村内に自衛隊の旅団司令部と演習場を持っているからだろうか。
その榛東村に入って、7箇所で飼育所が見つからず、だれ気味。その代わり目立った養蚕農家を写真に撮ってみた。
大ケヤキとかしぐねに包まれた赤いトタン屋根の農家。
手前の家には立派なのぼり藤がある。電柱用の柱をたててそこに藤を仕立ててある。
5月は田園で色彩が豊かな季節だ。
こうして写した3枚の農家を見ると、偶然にどれも気抜きのタイプが同じだ。今日これまでに見た、有馬や吉岡の農家もそうだったが、大棟より少し短い、ひとつながりの気抜きのタイプだ。
榛名北東麓にはこのタイプが多いのだろうか。
(2008年05月01日訪問)