岩泉町はとても山深い土地だが、JR岩泉線という鉄道が宮古市と結んでいる。
岩泉町民の方には申し訳ないのだが、はっきりいって廃止されないのが不思議なような路線だ。(もともとはこのあたりで取れたレンガ用の粘土を釜石製鉄所に搬出する貨物線だったらしい。石灰石等も産出したのかもしれない。)
その岩泉線に沿って国道340号というこれまた驚くような細い3桁国道が通っていて、その国道を通って宮古市まで戻ろうというわけだ。
その国道を通っていて浅内という字の付近で「入り江の水」という湧き水を見つけた。
素朴な木製の看板がかかっている。
水場はコンクリートで固められていて、ポリパイプから水が流れ出ている。なんとなく飲むのがはばかれる雰囲気だが、一応飲んでみた。
水は美味しくもまずくもない、という感じだ。
それにしてももう少し美味しそうに見えるように作ってもらいたいものだ。
(2000年10月06日訪問)
甦るらせん水車: マイクロ水力発電への可能性を探る
単行本 – 2010/7/1
里深 文彦 (著), 瀧本 裕士 (著)
amazon.co.jp