東本願寺の高山別院。
参道には4ヶ寺、境内の背後に2ヶ寺の
塔頭とは大きなお寺に付属する小さな寺。たいていは参道にある。つまりは塔頭があるということは大寺である証ともいえるのだ。この寺ではこの塔頭群を「寺中」と呼ぶそうである。
山門は向唐門の四脚門。浄土真宗別院クラスの寺の特徴的な山門である。
この山門はその中でもかなり巨大な部類に入るだろう。
本堂はRC造で、正面9間の巨大な堂。屋根は入母屋妻入りになっている。古い写真では本堂の柱梁は白塗りで土蔵のように見えたが、最近茶色に塗ったのか?
妻飾り(写真で正面の三角形に見える白壁の部分)は中央に小さな
本堂の他には、事務所、庫裏、鐘楼、東司等。なお、境内は有料駐車場になっているが、中心街に近いうえに市営駐車場より料金が安いので市内観光の拠点にはオススメだ。
(2000年05月02日訪問)
建築用語図鑑 日本篇
– 2019/4/25
中山繁信 (著), 杉本龍彦 (著), 長沖 充 (著), 蕪木孝典 (著), 伊藤茉莉子 (著), & 2 その他
日本の建築の中から主要なものを「キーワード(建築用語)」とともに選び出し、その意味や成り立ち・歴史を楽しみながら学ぶことができる、大人の図鑑です。
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