肴町(さかなまち)は宗祇水の入口付近の観光の中心地である。その肴町の界隈で見かけたものについて簡単に触れておく。
白龍稲荷神社。通りに面した巨大な岩の上にある。岩の高さは10mほどあり、急な階段が岩に貼り付くようについている。
人通りの多いところなのに誰も参拝していなくて、参拝しようとすると目立つのではずかしい。いかにも奇をてらった作りで、そう、ちょうど児童公園にある築山に大人が登りにくいような、そんな雰囲気なのだ。
富士塚などの“登りモノ"に目のない私は当然ただちに登ったのだが、頂上にもこれといった仕掛けもなく、すぐ下りてきてしまった。
白竜神社の上から見た八幡城。そう言えば、このサイトの索引には「城跡」というカテゴリがあるが、いまだに1件も登録されていない。
別に城を避けているわけではないのだが、なかなか足が向かないのだ。もちろん、やるからには現存する天守や、再建した天守だけではなく、「すきま」の名に恥じないよう、模擬天守、天守風公共施設、天守風成り金御殿、天守風ラブホテルなどなど、みっちりと取り組みたいものである。いずれまたこの天守を見るために八幡町を訪れることもあるだろう。
宗祇水の正面にある土産物屋。
屋根の上に望楼のようなものがある。建物の外装は新建材を使って改築してあるが、建物自体は古いもののようである。
(2000年05月01日訪問)