乙宝寺

重文三重塔を擁する新潟県下屈指の古刹。

(新潟県胎内市乙)

日が変わって、行程の2日目に入る。前日の夜は結局宿は見つからず、五泉市の「さくらんど温泉」という立ち寄り湯で旅の埃を落とし、その後村上市を目指して北上し、中条町付近で車中泊となった。

朝早く起き、近くの名刹乙宝寺(おっぽうじ)に移動。

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乙宝寺は、行基が開山したと伝える新潟県屈指の古刹である。とにかく、軽く流してしまっていい寺ではないのだが、私は朝が弱いのでどうしても力が入らない。ゆるせ乙宝寺ファン。

でも、ここにくるのは3度目なので、単にお参りという程度で先を急ぐことにする。

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建物は、仁王門、本堂、飛雲閣、三重塔、新本堂(写真)など多彩。

肝心の三重塔は修理中であった。

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袴腰鐘楼。

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弁天堂。

実はこのあと乙宝寺の駐車場で着替えたのだが、そのとき着替えと一緒に車のキーを閉じ込んでしまった。しかたなくJAFを呼び、小一時間駐車場の付近をウロウロして過ごしたのが乙宝寺の思い出となった。

(1999年08月23日訪問)