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本堂と比較したとき、仏殿の最も顕著な特徴は床がないことである。仏殿の内部は左写真のような土間になっていて、磚(セン)という瓦が 45 度の角度で敷き詰めてある。このような敷き方を「四半敷:しはんじき」と言う。
内部には釈迦三尊仏とその左右に四天王が見える。伊勢湾台風の被害でこの三尊仏の首が取れたということだから、仏殿にも相当被害が出たのだろう。堂全体にかなり修理の跡が見られる。
仏殿の外観には唐様があまり使われておらず質素な作りと言える。屋根はこけら葺きだが厚みも反りも物足りない感じだ。唐様の濃い仏殿はほとんどが国重文に指定されているのだが、この仏殿は県文。しかたがないところであろう。
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