正念寺

山門は裏からみると鉄骨のギブスで固定されている。

(愛知県西尾市上町下屋敷)

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再び、西尾市の市街方面へ戻ってきた。市の北部で仏殿がある実相寺という寺に立ち寄るのを忘れていたのに気付いたからだ。致命的に効率の悪い移動、というほどでもないが、5~6 Km の遠回りになった。

ここ正念寺は、実相寺を探しているときに間違えて着いてしまった寺だ。遠回りをしてしまった上に、間違えた寺に入ってしまったのだから、時間のロスは著しいのだか、それでもせっかく車を停めたのだから参詣していくことにする。

山門は背の高い薬医門(左写真)。正面からは見え難いのだが、裏側からは鉄骨で支えられている。

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本堂(左写真)にも向拝柱や堂の四方につっかい棒がしてある。なぜここまで耐震構造にしなければならないのか…。特に問題のあるような本堂には見えないが。

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本堂の右側には、水盤舎と仏足石堂。

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その前に小さな宝形の堂があった。扁額の文字が達筆すぎてさっぱり読めない。鎮守社か何かではないかと思われる。

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本堂の左側には玄関、庫裏(左写真)、車庫、東司がある。

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東司の横には鐘堂。

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山門の脇にはマメ柿があって、かわいい実がたくさんなっていた。

地図を見ると正念寺の西隣には浄林寺という寺があったようだが、入口が見当たらなかったのでさすがに立ち寄らず、実相寺へと移動した。

(2001年11月24日訪問)