竹田の町並み

武家屋敷街の雰囲気が残る。

(大分県竹田市竹田)

竹田(たけた)市に到着したときには時刻が16時近かった・・・。

やっぱり朝イチで阿心院方面へ向かったたのがここに来て効いている。きょうは竹田市にある豊後竹田城(岡城跡)を観るつもりだったのだが、どう考えても時間不足。

いつもは素泊まりか飛び込みで夜になってから宿を探すことも多いが、今回は温泉を楽しむため食事付きで宿をとっているから、ぼちぼち宿へ向かわなければならない時刻なのだ。

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岡城跡はあきらめて、竹田の旧市街を少しだけ散策していくか。

市街にある歴史文化館の駐車場に車を置いて、旧武家屋敷街エリアへ向かった。

竹田の旧市街は北に開いた巾着のような盆地で、周囲を山に囲まれている。旧武家屋敷街はその巾着の底のあたりにある。道路はカラー塗装されていて、その両側は土塀が続いていていかにも武家屋敷街の風情。

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でも実質的には土塀だけで、その内側は駐車場になっていたりして、元武家屋敷だったと思われる家は数戸しかない。

津和野と似た感じ。

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武家屋敷街の入口付近に薬医門があり、竹田創生館という施設がある。

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仲を覗いてみると、コミュミニティーセンター的な公共の建物で、武家屋敷風の間取りになっているけれど、古建築ではなく、復元でもない新築の建物。

➡場所

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土塀を見ながら道を進んでいくと、、、

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大きな長屋門がある。

ここは元武家屋敷で、内部は見学できないけれど、たぶん母屋も残っているのではないかな。

長屋門は、長屋や蚕室などに使われてだいぶ形態が変わっていたと思われるが、建築当初の姿に戻してある。つまり復元。

➡場所

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それでも風情のある道なので、古い町並みが好きな人はそれなりに満足できそう。

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武家屋敷街から北にある、商家街へ。

白壁の路地。風景的には明治とか大正に繁栄した町並みだ。

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こちらも格子戸の家などがあり雰囲気がある。

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居酒屋などが多い。

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ルネッサンス風の町屋があった。

レンガ積みのように見えるけれど木造建築。

もともと瓦葺き切妻平入りの建物の、道に面した側に2階を増設した一種の看板建築的だ。

➡場所

(2011年08月07日訪問)