上底瀬の架線

工事用の資材を運ぶ仮設の架線か。

(群馬県南牧村六車)

写真

底瀬川の上流部で架線を見かけた。

長さは50mほど。主索2本、曳索はエンドレスラインという一般的な構造。搬器はケーブルで編んだモッコ。対岸で工事が行なわれ、石垣の材料を運んだのではないかと思われる。

対岸の現場はおそらく周囲が崖で道がなくダンプやユンボが行けない場所なのだろう。そこで仮設の橋を掛けて人間は徒歩で現場に向かい、重量物を運ぶために架線を設置したのだ。当然、対岸の支柱(先柱(さきばしら))は人力だけで設置しなければならない。こういう山仕事の技術にはとても魅力を感じてしまう。ケーブルでモッコを編むだけでも、できる人材は限られるのではないか。

徳島県で沢山の架線や常設の索道を見てきたので、よければ参照してほしい。➡ 索道・架線

(2011年07月09日訪問)