きょうは日曜日というのに朝から雨。

遠出もできそうにないので、近場の小松島あたりで寺巡りでもしようと思って出かけてきた。

小松島市の南に「和田島」という大きな砂嘴(さし)があり、そのあたりはたくさんの海産物加工場があって、魚の干物やちりめんじゃこなどが名物。

漁村特有の狭い路地を走っていると、白壁を巡らせたお宅がある。

敷地内は少し高い砂丘のような地形になっている。

このお宅の離れはどう見ても城、としかいいようのない立派な三階建ての建物。石垣がすごい。

家を建てるとき、どのくらいの人がお城にしたい、って思うのかわからないが、実際にその夢をかなえられる人ってほとんどいない。でもこの家の御主人はそれを実現してしまった人なのだ。

まさに一国一城の主、という気分だろう。