道を走っていたら、道ばたにお寺のような建物があった。 ここは小豆島八十八ヶ所霊場の本部だ。 四国八十八ヶ所もそうだが、ある程度の規模の札所巡りには事務局のような代表団体が組織されている。 1階は大師堂になっていて、例によってまた善の綱が設置されていた。 2階は授戒道場になっていて、お遍路さんはここで授戒をうけてから巡拝に出るのが習わしだという。 そのため八十八ヶ所の打ち始めは第1番の洞雲山ではなく、ここから近い第64番松風庵というのが一般的になっている。 (2007年10月07日訪問)