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ふじかわ牧場は、言ってはなんだがさして大きな牧場ではない。全国にある広大な観光牧場に比べて小さいだけでなく一般酪農家でももっと大きな牧場はいくらもあるだろう。
だが上手い具合にコンシューマのニーズに合わせて経営しており、その存在感は決して小さくはない。
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香川県と徳島県の県境に近く、数時間の気軽なレジャーの対象になるし、入場料もないので夏場はドライブの途中で牛乳やソフトクリームを食べに立寄るという人も多いのではないか。
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いくつかの体験メニューもあり、これは乳搾り体験のブース。
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ウシ以外にも、ポニー、ヒツジ、ヤギ、ブタ、ウサギ、イヌなどがいて、ちょっとしたミニ動物園といった感じ。
これはヤギ。
私はヤギと角の押し合いをするのが好き。ヤギとの触れ合いってそれしかないと思うので。
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ブタ。
手触りは毛が硬いけれど、背中や耳の裏などを掻いてやるとよろこぶ。同じ哺乳類でも、ヤギやヒツジに比べると、ブタはかなり人間に甘えてくるほうだと思う。イヌに近い感じ。
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イヌは牧場内のいたるところにつながれている。
有料のイヌの触れ合い施設もあるが、ここは無料で心ゆくまで触れ合えるという、隠れたイヌ触れ合い施設といっていいだろう。
ちなみに私は徳島に移住するまでたとえ小型犬でもイヌが苦手だった。だが徳島で暮らし、イヌに接する機会も多くなり、知人らのイヌ扱いを見るうちにいつのまにか苦手意識がなくなった。いまではどんなイヌも大丈夫。
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牧場内の一角に滑り台があった。
ジャングルジムとの複合台だ。
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滑降面は、鉄の細板を並べたスノコ状の構造。
ここに来て、これまでにない滑降部構造が見つかったことに驚きが隠せない。
鉄板にくらべ、カーブを作りやすかったからだろうか。
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タラップは角パイプと縞板で作られた堅実な構造。
手すりは鉄筋を溶接して作られており、掴むにはやや細過ぎる。
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ジャングルジムの複合台では連続して滑るのに不便するが、このようにデッキを造ってあれば不自由はない。
逆に、ジャングルジムで遊びにくくなるのではないか。
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ジャングルジムにもイヌがいる。
イヌたちはどれも人懐こく、ソフトクリームを食べているとおねだりしてくる。
(2009年04月19日訪問)