続いて、高松競輪の周辺の公園へ。
この川の河口の中洲(城東町)は、戦前は八重垣遊廓と呼ばれた遊廓街で、現在も風俗店だけが並ぶ異様な風景の場所だ。
海に突き出した半島みないな地形なので、どこかへ向かう振りをしてさりげなく通過することはできない。
あやしい城っぽいモノが見えたので車でひと回りしてみたが、ちょっと近影は無理かも。琵琶湖の雄琴温泉に近い雰囲気の風俗街だ。
杣場川公園は、その風俗街ではなく、高松競輪の駐車場の一角にある。近くにはマンションなども建っているので、まぁ遊びにくる子どもはいるだろう。
公園の遊具は滑り台、ブランコだけで、あとは公衆便所とパーゴラがあるくらいのあまり遊びでがない公園だ。
滑り台は、デッキ下面にジャクエツのロゴが入っていた。アーチデッキ型のステンレス台。
類似する物件としては、徳島県の黒地公園で見た滑り台がある。ただし、黒地公園の滑降部は樹脂成形だった。
滑降部の材質をのぞけば、全体的な雰囲気は確かに黒地公園と似ている。
だがよく見ると、タラップの手すりに束柱が1箇所もない。黒地公園の台も段数は10段だったが、手すりの最後のほうに1箇所だけ束柱があった。
束柱がないほうがすっきりした印象になるが、たわむのではないかとちょっと心配になってしまう。この手すりを使って遊ぶ子どもも出てきそう。
側桁や踏み板の形状、固定方法も黒地公園と同じだ。
デッキから滑降部を見たところ。
滑り終わりの手すりは丸めてある。
ブランコも滑り台と同じような塗り分けになっていた。
(2004年10月31日訪問)
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