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阿南市福井にある福井ダム。
そのダムの前に滑り台を中心とした公園がある。福井ダム公園だ。ダムを受け入れた地元に対するご褒美的な施設なのだろう。通常の公園に比べて設備費がかかっている。
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この公園のメインは、このロングローラー滑り台だ。
最上部から螺旋式のローラー滑りがあり、途中の踊り場からは2分岐して、さらにローラー滑りが続くという、ローラー滑りファンには大興奮の施設だ。
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もっとも私はかねてから、カーブ主体のローラ滑り台は滑りが悪く面白くないと主張してきた。
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「滑る」というより、手で漕ぎながらじりじり前進するという感じで、腕の筋肉を鍛えるためのトレーニング装置か?と思ってしまう。
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後半もカーブが主体で、スピードが出そうな場所がほとんどない。
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この公園はほとんどの遊具が空中回廊によって連結されている。
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ジャングルジムにも回廊が接続している。
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このジャングルジムにはワイドステンレス滑り台が付いている。これ、2人が横並びで滑るというような遊び用なのだろうか。
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ただ2人で滑り出すにしては、滑降部上部のデッキが狭い気がする。
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この公園の遊具で際立って珍しいのがこの
野猿とは主索と曳索の複線の索道で、ゴンドラに乗った人が自分で曳索をたぐるタイプのもの。曳索を操作する人が必要ないので、1人で運用できるのが特徴。
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徳島県では祖谷地方に復元したものが有名だが、かつては那賀川の上流部などにもあったという。
2018年現在、この公園はもう存在しない。
遊具が撤去されたというレベルではなく公園自体がなくなっているのだ。
ダムの補助金が打ち切られ、公園の維持ができなくなったのか?
(2004年05月30日訪問)