ラッサン村の東の外れ、森の出口付近に、これまでに見たことのないものがあった。
それは1本足の建物で、これがもし日本にあればアスレチック公園の遊具か、少年の心を持った大人が作ったツリーハウスかと思うだろう。
だが屋根の層塔ふうの造形をみると、これは仏教かナッ信仰の建物であろうと思われた。
当サイトではこのような柱が1本だけで建っている宗教建築を「傘堂」と呼んでいる。二階建ての傘堂は初めて見た。
階段があり、特に柵などもなかったので登ってみることにする。
もっとも二階には特に何もなさそうなのだが・・・。
階段を登ってゆく。
しょうもないようなことでも、初めての体験というのはすごくドキドキする。
やっぱり二階には何もなかった・・・。
あとで通訳さんにこの傘堂の写真を見せて「これは何?」って聞いてみた。
「これは
いや、そういうことを聞きたいんじゃないんだよなぁ。
(2014年11月08日訪問)
福岡県の仏像 (アクロス福岡文化誌 8)
単行本 – 2014/3/30
アクロス福岡文化誌編纂委員会 (編集)
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