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レーケー僧院に立寄ったあと、近くの農園を見学したのだが、その農園のすぐ近くに寺があったので寄ることになった。
どうも結婚式に関係した寺院、あるいは、宗派らしい。同じ宗派の寺は、ズェガビン山の反対側の村にもあるそうなので、チェーン展開しているのかもしれない。
山門は八脚門ふうで、左右には象の像がある。
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白い象だ。ミャンマーでは徳のある王の治世に、白象が出現すると言われている。
象使いは、凶器のようなものを持ってる。象が言うことを聞かないとき、これで頭を殴るのかな。
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日本の八脚門には仁王像が入っていて、左右で阿吽の形をしているわけだが、ここの山門では左右で象の向きがちがっている。
なんと、左側ではお尻を向けているのだ。
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山門から本堂までは屋根付きの回廊が続く。
日本人的な判断としては、ここで履物を脱ぎたくなるのだが、同行したミャンマー人はサンダル履きのまま進んでいく。
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回廊を外側からみるとこんな感じ。
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回廊の途中には講堂と思われる建物がつながっている。
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水がめ。
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これが本堂。
パゴダを中心にして円周状に回廊が作られている。
ミャンマーではパゴダの内部はレンガが詰まっていて、室内はないのが普通なのだが、ときどきこのように建物の屋根にパゴダが載っているお寺も見かける。
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本堂の入口で履物をぬいだ。
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回廊の外周はベンチが並んでいて、信徒がくつろげるようになっている。
結婚式のとき、村人がここで休むのだろうか。
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回廊は二重になっている。
これは内側の回廊。いろいろなお供え物が並べてあった。
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回廊の中心は空洞になっている。
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窓枠にはカレン民族にシンボルである、太鼓と水牛のシンボル。そして、紅白の幣束のようなものが飾られている。
「紅白の飾りは、神さまの目印ダヨ」と聞いているので、これは仏教的なものではなく、在来の信仰にもとづくのものかもしれない。「ナッ神は精霊信仰である」とも言うが、どちらかというと、日本の神道の感覚に近い気がする。
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パゴダの中心部には内部にもパゴダがあった。
つまり、パゴダの中にパゴダがあることになる。
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回廊の途中にあるバンダーの樹。
幹を好みの位置で切ると、そこから横に広がる性質があるため、日よけに植えられていることが多い。
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旧講堂ではないかと思う。
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用途がよくわからない建物。僧院でよく見かける。
左側の壁にでっぱっているところは、内部は祭壇になっているはずだ。
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境内にあった小型パゴダ。
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境内にはヤギが放牧されていた。
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寺の使用人か信徒と思われる人たちが庭仕事をしていた。このおじさんがかぶっているカサは、竹の皮でつくられていて、雨除けに使われる。
なんとなくベトナム風のイメージのカサだが、このあたりでも生産されている。
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おばさんがかぶっているカサは特大だった。
(2014年06月12日訪問)