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ホテル・ズェガビンの北側にある寺。
ここも街道から見えて気になっていた寺なのである。
ここは総門もあるので、ちゃんとした寺なのだろう。先ほど行ったチャウワァダ洞窟寺よりは多少敷居が低い。
でもまあ、ホテル・ズェガビンの宿泊客がこの寺に興味を示すとも思えず。
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これが寺の参道。
崖の中腹に鍾乳洞が口を開けているのが見える。
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拡大写真。
行ってみたいが、道はなさそうだ。
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本堂らしき建物も崖にめり込んだ懸崖造りであり、「これはどう見ても洞窟があるでしょう」という造り。
これが街道からチラチラと見えるのだから、行きたくなってしまうのは必然といってもいい。
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参道の南側は貯水池になっていて、
これはその浮御堂へ渡る木の橋。橋への入口にベンチがある。「ベンチ付きの木橋」って日本でこれまで見たことがない気がする。外国にはけっこうありそうだが。
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浮御堂の全景。
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浮御堂の横には水がめ。
日本の寺社でいう、水盤舎に相当するものだ。
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参道を進むと、コブラ光背の仏像。
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その先には講堂。
かなりの人数が入れそうだが、境内には人っ子一人いない。
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でも僧衣の洗濯物が干してあるから誰かは住んでいるのだろう。
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回廊の突き当たりに短い石段があり、順路は洞窟の中に続いている。
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階段を上がると、洞窟は右側にカーブしている。
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奥行きは25mくらいだろうか。
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奥にあったのは、菩提樹の下で仏法を説いている仏陀。
電飾が点滅していた。
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奥行きの短い鍾乳洞だが、鍾乳石は立派。
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支洞っぽい穴もいくつかあった。
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入口の左側には僧侶の居室のようなものがあった。
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洞窟の中が涼しいので、ここで過ごすことが多いのだろう。家財道具も置いてあった。
日本の寺で言えば方丈という建物に相当するだろうか。
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僧房だろうか。
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境内には小さなコテージのようなものが何棟か建っていた。これは瞑想所ではないかと思う。
日本で禅堂に相当する施設。
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井戸。
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沐浴所。
井戸から水を運んである。
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奥に見える祠はナッの祠だった。
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ナッの祠の内部。
牛がナッ(怨霊)になったもので、シュエダゴンパゴダの仲見世でも見かけた。
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寺の門前には駄菓子屋のような店があった。
池の上に張り出して建てられている。
道を歩いていたおじさんに尋ねたところ、寺の名前はタウィグダと言うらしい。
(2014年02月16日訪問)