もうかなり暗くなってきたが、最後に藤岡市の白石という地区に移動。この辺りは、明日また巡る予定なのだが、帰り道だったので今日のうちに寄ることに。
稚蚕飼育所を発見したのだが、その隣が寺だったので、一応参詣することにした。
建物は本堂、庫裏。
大きな樹もなく、周囲は畑なので、風通しが良さそう。つまり、冬だと寒そうに見えてしまう。
埼玉県以北の関東平野には、こんな感じの寄棟屋根の寺が多いような気がする。高校、大学時代に狂ったように寺ばかり行っていた自分にとっては、なんだか胸を締めつけられるような景観だ。
参道の前には、馬頭観音堂。
「十番札所」との石碑がある。これは「南毛観音霊場」の札所だ。
近くの畑の中に庚申塔があった。
右側の僧形の舟形石塔はもしかしたら墓石かもしれない。田畑の中にある墓地については、徳島県でたくさん見てきたので、いずれ紹介したい。
(2008年12月29日訪問)
オオカミは大神 狼像をめぐる旅
単行本(ソフトカバー) – 2019/4/18
青柳 健二 (著)
オオカミに対する関心が高まる昨今、狼信仰の影響を色濃く遺す狼像を求めて、関東はもとより東北、関西など各地を訪ねて写真と文章で表現した渾身のフォト・ルポルタージュ。
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登場する石像の場所が地図や住所で具体的に書かれているので、オオカミ象巡りにはとてもオススメです。