その丹生谷で見た飼育所。外部がモルタルで塗られ、開口部が少ない。「もしかしたら大部屋方式?」と思わせるような外観だ。
道路面には地下の貯桑室があり、宿直室や飼育室へは階段を登って2階へ行くような構造になっている。
内部は農家の倉庫になっているようだった。
今回まわっている飼育所は、ほとんどが農家の倉庫に転用されている。
配蚕口側から中を見ると、ブロック電床育の飼育所だとわかった。
天窓、高窓がなく採光ができない建物なので、蛍光灯がたくさん取り付けられている。
もし中を見なかったら、大部屋方式と勘違いしてしまうところだった。
(2008年06月28日訪問)