安中市街から離れるにつれて、飼育所の残存率が高くなってきた。

それと同時に、飼育所のタイプがブロック電床育ばかりになる。飼育所の建物の傾向としては、榛名の南面に近い感じだ。

中秋間稚蚕共同飼育所は、工務店の倉庫に改造されていた。

秋間川の崖線を利用して地下室が作られている。

貯桑室への入口は背が高め。

高窓は３つあるので、ブロック電床育の室が６室の飼育所だったろう。

宿直室はそのまま残っていた。

宿直室と挫桑場の位置関係は、建物が斜面に沿って建てられている場合、斜面の下方向が挫桑場になる傾向が強いようだ。