
先ほどの明泉寺を訪れたあたりで、「さすがにもう限界。きょうはこれ以上どんな寺があっても寄らない。」と心に誓って、忠海を離れようとしたのだが、数百mも走らないうちに、捨て置けない寺に出会ってしまった。
妙覚寺である。写真の二階建ての庫裏を見てしまったら、素通りはできないだろう。

山門は薬医門。境内に入ると正面は書院風の本堂。
庄屋の家を移築したものだそうだ。左奥に土蔵のようなものがあり、かぐや姫美術館になっている。

山門の右側には水盤舎。竹が植えられているのは、この寺がかぐや姫にちなんでのことだろう。

庫裏。
寺の庫裏というよりも、豪商の隠居部屋のような印象の建物。

稲荷社。

本堂の右奥に短い階段があって、鬼子母神堂がある。

自分でもよく登ったと思う。このあたりですでに記憶がない。
(2002年08月27日訪問)