上原谷の茶堂

祭壇が神棚のように高い位置に取り付けられている。

(広島県福山市山野町山野)

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バス停・矢川下のわきにある茶堂。おそらくバス停の待合所としても機能していたのだろう。いまは傾いて朽ち果てつつある。

バス停の名前は矢川下だが、矢川下の集落は少し離れたところにある。このバス停を使うのは上原谷という集落で、写真の奥になる。地図を見る限り、小規模な環流丘陵にできた集落のようだ。

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環流丘陵とは、山間地で河川が巾着型の蛇行を形成したあと、くびれの部分が短絡して、巾着部分が平地になりその中心に小山が取り残されたものをいう。

環流丘陵の周囲にできる円環型の耕作地はけっこう好きな地形なので、いつか環流丘陵めぐりをしてみたいと思っているくらいだ。

(2002年08月26日訪問)

ぜんぶ絵でわかる8 日本建築の歴史

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