光照院

境内には素焼きの千体地蔵。亀腹つき重層観音堂がある。

(愛知県半田市東本町2丁目)

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光照院。宿を出て最初に見た寺。

この日はどうしても行っておきたい場所は1ヶ所だけなので、午前中に半田の寺を適当に見ることにした。チョイスは本当に適当である。別に大きそうな寺だとか、ロケーションがいい寺を選んで見たわけではない。毎度のことなのだが、私は寝起きが悪いのでキビキビとは動けないからとりあえず宿から近い寺に移動してみただけである。

山門は薬医門で門前は駐車場になっている。

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山門を入ると正面に本堂。

この本堂も左側につっかい棒が見える。

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本堂の右側には大玄関。玄関の奥は書院か?

玄関の右側には庫裏。

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庫裏の右側には観音堂。

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本堂の左には亀腹の付いた観音堂(?)がある。

…ん? デジャビュか?

そういえば昨日の最後のほうで光照寺という寺を見たのだが、そこにも同じような宝形の重層堂があった。

光照院と光照寺、名前も1字しか違わない。2つの寺にはなにか関係があるのだろうか。

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その脇には抱き大師という石仏が置かれていた。

いわゆる“おもかる地蔵"系の石仏ではないかと思う。抱き上げてみて、石仏が軽々と持てたら願いがかなうという判定装置である。

ちなみに私はこの種の装置をやるときにはそれなりに力んで持ち上げるのだが、たいてい重く感じる。

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山門を入ってすぐ左側には水盤舎と千体地蔵堂(左写真)がある

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素焼きの地蔵様で、ひな壇にびっしりと並べてある。

ステレオグラムのCGじゃないんだから・・・

見ていると目が廻りそうだ。

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基本的にはすべて同じ型から作られているのだが、彩色はひとつひとつ細かい手仕事で作られており精巧である。

(2001年11月25日訪問)