満福寺。通称毘沙門天。
仏眼寺の北側にある寺。参道の入り口には赤い提灯の下がった景気のいいアーチ看板がある。別にこの日が縁日だったというのではなく、一年中提灯が飾られているようだ。
その奥には鳥居が。「毘沙門天王」の文字がなければ神社と間違えそうだ。
参道は松並木になっていて、途中に山門の薬医門がある。大棟に鵄尾を上げている。
境内に入ると正面に毘沙門堂がある。
境内は毘沙門堂の背後まで広がっているのだが、工事中のためか柵がしてあって奥には行けなくなっていた。
毘沙門堂の前には香炉堂、左手前には水盤舎、護符売り場がある。
毘沙門堂の前にあったアフロ犬の石像。
もとい、狛犬。
境内で見かけた別の狛犬。この狛犬でさえ一般的な狛犬のイメージからしたら味があるほうだと思うのだが、アフロ狛犬の前には色あせてしまう。
毘沙門堂の左に堂が二つあった。工事用の柵があるため、側面からやっと撮影。
手前は子安観音、奥が百八体毘沙門堂(?)。
毘沙門堂の左奥には本堂、毘沙門堂の真後ろには庫裏があった。さらにその背後は墓地になっているようだ。
工事中だったため狭苦しい印象が残ってしまったが、手前に毘沙門堂、奥に本堂という堂を縦に並べた伽藍配置は私としては好みである。
(2001年09月23日訪問)
図解建築用語辞典
単行本 – 2013/12/1
建築用語辞典編集委員会 (編集)
amazon.co.jp