権現公園の滑り台 |
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撫養町は今は鳴門市の中心部になっているが、もともとは町だったので、その下に大字、小字がある。つまり鳴門市からみると孫字(?)まであることになり、ずいぶんたくさんの地名があるようだ。だが、郵便番号簿にもWebの地図にもそういう地名は載っていなくて、手持ちの古めの地図にだけ出ているのだ。 それによるとこの公園がある辺りには「権現」と書かれている。よって権現公園と勝手に命名。 |
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その公園にあった滑り台をみて「あっ」と声をあげてしまった。 藍住町安任で見た台と滑降部が共通なのだ。形、材質、色ともに同じ。安任の台は一点モノかと思っていたが、もしかしたら汎用品を流用して作られた再生品ではないかという疑いが出てきた。 |
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しかもこの滑り台の全体形状は大塚工場北の台と同じなのである。 滑降部の樹脂はFRPをベースにした型取りで作られているので、量産されたと考えるのは不自然ではない。だが、樹脂製は時流にあわず徐々にステンレスに改修されたり、あるいは撤去されたりしたのではないか。改修されたのが大塚工場北の台であり、撤去された部材を流用して作ったのが安任の台なのではないだろうか。 |
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タラップ、手すりの仕上げはきっちりしている。 全体の仕上がりのバランスから見て、この台はオリジナルの形態と考えていいのではないか。 |
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この台の特徴として、滑降部の滑り出しの部分にグリップ(というか、取っ手)がないことが言える。 ハンドルは滑走者が位置についたときに体が滑り始めないようにしがみつくもので、この台では左右の手すりが滑降面の部分にせり出すことによってその代用をしていると考えられる。 |
このページは「滑り台保存館」に協力するために調査したものです。