大蓮寺

銀座通りから小路を抜けると楼門がある。

(鳥取県倉吉市新町1丁目)

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倉吉銀座のアーケード街の中ほどに、にぎやかに「弁天参道」と書かれた小路の入口がある。

それは群馬県前橋市の弁天通りにある同名の寺、大蓮寺仲見世の入口を思い起こさせる。なぜ似たようなキーワードが揃ってしまうことがあるのだろう、不思議としか言いようがない。

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大蓮寺小路の様子。

密集した赤いぼんぼりがかなりキテいる。倉吉の町並みの中でも最も印象深い場所のひとつだ。

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小路を進むと、玉川通りに出て山門がある。

山門は三間三戸の楼門。小路の狭さに似合わないりっぱな山門だ。

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山門に掲げられていた花まつりのポスター。この年は5月29日で、稚児行列があるようだ。

「おシャカさまからのバースデイプレゼントがあります」というパワフルなワードが目を引く。

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境内に入ると右手に弁天堂。

手前に池があり、橋を渡って参詣するようになっている。

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弁天堂のおみくじ自販機は故障中。

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本堂はRC造の近代的な建築で、2階が入口になっている。伊東忠太様式とでもいえばいいか。昭和にはわりとよく作られた様式だ。

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本堂の右側には庫裏。

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本堂から境内を見下ろしたところ。

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本堂の下になにやら入口のようなものがあったが、戒壇巡りのようなものではなく、単なる倉庫みたいだった。

(2005年05月02日訪問)