パゴダのある材木河岸

サルウィン川から直接ウインチで材木を荷揚げする。

(ミャンマーカレン州パアン)

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ミザンタイチョン僧院の裏手に河岸(かし)があるようなので行ってみた。

小道はサルウィン川に突き当たるように行き止まりになっている。

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荷揚げされたと思われる材木が積まれ、その横でウシがゴロ寝している。

不思議なことに河岸にパゴダが付属している。

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見た通りのパゴダだろうから、近くまでは行かず。

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川岸まで行ってみた。

大きな樹が敷地を覆い、日陰を作っていて気持ちがいい。

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特に桟橋のような設備があるわけではなく、砂州に舟を乗り上げてあるだけの船着き場。

材木が何本か置かれていた。

おそらく(いかだ)流しによって上流から運んできたものではないかと思う。

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ちょうど材木の1本が引き上げる途中の状態になっていた。

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崖を切って作った斜面があって、そこから材木を引き上げるようになっている。

掘っ建て柱の簡素な作りだが、そのシンプルさゆえに見惚れてしまう。かっこいいなあ。

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ワイヤーをかけて引き上げているが、ここから先、この土手を越えて引きずり出すのは容易ではなさそうだ。

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もしかすると、ただゴロ寝しているように見えたウシは、この作業のために使役されているのかも知れない。

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すぐ横に製材所があり、板などに加工していた。

けっこうな大径木がころがっている。

(2015年11月22日訪問)