シュエニンティパゴダ

本堂の内部には16面仏がある。

(ミャンマーマンダレー管区ピンウールィン)

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さきほどから紹介している寺々は寺町の一角にあり、すべて歩いて回ることができる。

このシュエニンティパゴダはその寺町の一番奥まったところにあり、メインのお寺と言っていいかもしれない。

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層塔の屋根を持つ山門を入ると、回廊になっている。

床がタイルなので、こういうときは山門の前で履物を脱いでゆく。

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だが、その回廊は中途半端で、途中から露天のタイル敷きとなる。

日中は日射でかなり熱くなるので、足の裏がヤワヤワな日本人にはキツイ場所である。足早に本堂へと駆け込む。

本堂は正方形の平屋の陸屋根の上にパゴダ状のものが乗っているという造りで、マハミャムニ寺院と同じ。

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内部は中央に正方形の須弥壇があって、周囲を仏像が取り巻いている。

正方形の四隅と、各辺に3体ずつ、合計16体の仏像が並ぶ。

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仏像は触地印のポーズでこじんまりとしている。

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本堂に入って正面には、シンティワリとシンウーパゴがいる。

定番ですな。

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本堂のまわりにもポツポツと仏像があるので、足の裏が熱いのをがまんしてひと回りしてみた。

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菩提樹(?)と八曜日の守り本尊。

定番ですな。

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コブラ光背の仏陀。

定番ですな。

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初転法輪仏。

定番ですな。

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パゴダとペアとなるタコンタイ。

定番ですな。

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八曜日の守り本尊が取り巻くパゴダ。

定番ですな。

どれもよくできているけれど、普通すぎる。

ひとつくらい奇抜なものがあってもいいのに・・・。

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寺務所。

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白い築山。

鍾乳石だろうか。さっきの中国寺院にもあったな。

そこそこ大きく、そこそこ立派なのだけれど、いまひとつ個性が感じれない参拝用寺院だった。

(2015年05月05日訪問)