ディセンバー観光農園

スイーツが楽しめる観光イチゴ農園。

(ミャンマーマンダレー管区ピンウールィン)

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ペイチンミャウン洞窟寺からの帰路、ちょっとノドが乾いたのでピンウールィン市の郊外の観光農園で冷たい飲み物を飲むことにした。

ディセンバーファームといい、このあたりではまずまずの観光スポットらしい。

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建物はヤシの葉で葺かれた木造建築で、まさに南国のリゾートという風情。

花壇もあり庭もきれいにしつらえてある。

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ずっとカレン州の田舎にいたので洗練された観光地には縁遠かったが、ミャンマーでも外国人が多い場所にはそれなりのお店があるものだ。

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オープンエアのテラス席やあずまや風の離れで飲み物を注文できる。

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注文したのは、アイスクリームを乗せたヨーグルトドリンクと、メニューにあった謎の「ミルククリーム」なるスイーツ。

ヨーグルトドリンクは1,500チャットだったが、ヨーグルトが変な酸っぱさであまり好みではなかった。アイスクリームは美味い。ミャンマーのアイスクリームはおそらく脱脂粉乳とコンデンスミルクを元に作られていて、濃厚な乳臭さがあり私は好きだ。

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もうひとつ注文した「ミルククリーム」。

なんと、牛乳を加熱したときに鍋に浮かぶ膜をたくさん集めたものだった・・・。

あまり味がなく、しかもナマ暖かい。まったくお勧めできないスイーツだ。

値段は1,000チャット。

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農園ではイチゴ畑も見学できる。

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ミャンマーの畑でマルチを使っているのを初めて見た。

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これはドラゴンフルーツの畑。

ミャンマーではドラゴンフルーツは、練乳を入れたスムージーにして食べることがある。日本人からすると贅沢で美味。

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ひき臼とつき臼が展示されていた。

ひき臼は木製で、日本でいう「木擦臼(きずりうす)」というタイプのもので、おそらく米の籾摺(もみす)りに使うものだと思う。

つまり、米からもみ殻を取り除いて、玄米にするめの道具。

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つき臼は、日本でいう「唐臼(からうす)」というタイプ。

おそらく米の精米に使うものだと思う。

つまり、玄米から(ぬか)を取り除いて、白米にするための道具。

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お土産売り場。

ここの名物の練りイチゴの飴。

イチゴを煮詰めて練り固めたもの。ジャムが硬くなったような感じでそこそこ美味しい。

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イチゴワインか?

値段は5,000~10,000チャットだった。

(2014年11月29日訪問)