パアン中央の小型ロータリー

小さすぎるロータリーはないほうがマシだ。

(ミャンマーカレン州パアン)

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パアン市の中心部、銀行などが集まる地域にあるロータリー。

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道幅に対してあまりにも小さい。

ミャンマーでは車両は右側通行なのだが、ぼんやりしていると中島の手前を左折してしまいそうになる。(ロータリーのルールからすれば、中島の後ろを通るのが正解だ。)

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このロータリーも、空港入口のロータリーと同じく、直進車両がほとんど減速しないため安心して旋回できない。

こんなものないほうがマシとしか言えない、究極的なダメダメロータリーである。(故に、かわいいとも言える。)

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中島には古典様式の柱が立っていて、その上にはカレン民族のシンボルである戦鼓(カレンドーン)と水牛の角が載っている。

黄色い丸いのが戦鼓で、黒い4つの点に見えるのはカエルの形をした金具である。

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空模様がだいぶ怪しくなっていたのだが、このロータリーを撮影中にどしゃ降りの雨になった。

しばらく近所のセッタマーアン寺院で雨宿り。

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境内のおっぱいパゴダの前は広い面積の大理石のタイル張りになっている。

ここにはハトが多いので、糞の掃除が必要なのだが、子どもがちがその仕事を請け負っているのだった。

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水浸しになった大理石の上はまるでスケートリンクみたいに滑る。

子どもたちはスコールでびしょ濡れになり、滑って遊びながら掃除をするのだった。

このあと小降りになってから帰宅。この日はロータリー3箇所を見ただけの一日になってしまった。

このロータリーは撤去され普通の信号機のある交差点になった。写真撮っておいてよかった~!

(2014年06月28日訪問)