富岡製糸場の敷地の北東の角を地図でみると、四畳半くらいの面積のへこみがある。

その場所は公衆便所になっている。

このサイトには「公衆便所」という索引があり、これまでにもページの登録があるのだが、それらは児童公園の付属施設であって、公衆便所単独のページはこれが初めてである。

特筆すべきはこの入口の狭さ。

もうね、「おしっこ漏れそうなのにどうしてもトイレに入れない悪夢」に出てくる風景としか言いようがないよね。

おそらく元々はこちら側にも入口があったのだろう。だがこれでは中が丸見えになるので封鎖されたのではないか。

おそらく今後、このようなロケーションの場所に便所が新設されることはないだろう。まさに昭和の街角である。

内部は小便器×２、個室×２でけっこう充実している。こういう男女共有の公衆便所も少なくなった。