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手入れが行き届いた桑園。5月下旬から始まる春蚕の飼育のための葉が順調に育っている。
桑の株の高さや幹の分岐数、畝の間隔、栽植密度などはその時代時代でいろいろな流行があった。
大きな転換点は「全葉育」(葉だけをもぎってカイコに与えていた飼育方法)から、「条桑育」(枝ごと刈り取って与える方法)に変わったことだろう。飼育方法が条桑育へ切り替わったのは昭和30年代だが、畑での仕立て方や品種がすぐにすべて切り替わったわけではない。子供時代のおぼろげな記憶だが、昭和50年代ごろにはまだ古い管理方法の畑が結構あったように思う。
もちろんこの写真の畑は、現代のやりかた、現代の品種だ。こうした桑園の風景をみて、どういう養蚕をしているかがぱっとわかるようになったらきっと楽しいだろう。
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