日本すきま漫遊記 広島の仏殿と屋根付橋(3日目) 照蓮寺
照蓮寺
町並みの北の要の寺。
(広島県竹原市本町)
照蓮寺。
町並みの北のはずれにある寺。
写真は正面の参道になるが、実は胡堂の横から境内に入る裏口もあるので、観光客はほとんど裏口から入って裏口から出ていくのだろう。
参道は駐車場があるので、寺参りにくるときにはここに駐車できそうだ。
山門は、一間一戸楼門。
一間一戸楼門としては最大級の大きさであろう。二階は三間になっている。
二階が花頭窓になっているという点は、長生寺の楼門ともよく似ている。
この楼門は、一階部分がやけにスカスカした感じがする。一般に楼門の一階の柱は、柱の途中の「ぬき」と柱の上に載った「かしらぬき」という2つのぬきで固めてある。大ざっぱにいえば、正面からみた鳥居のような安定した構造だ。
ところがこの楼門には途中のぬきがなく、いきなり頭ぬきになっていて、しかもその上の組み物も出三斗という広がりの少ない組み物だから、一階は柱だけのように見える。一間一戸楼門はそうでなくても横からの力に弱いと思われるのに、ぬきが一つ足らないこの楼門の構造はいかにも不安定に感じる。
境内に入ると左側にはかんざし灯籠がある。
正面は本堂。
本堂から右側には渡り廊下が伸びている。
渡り廊下の先には庫裏。
途中に玄関などはなかった。
庫裏の右には高麗門があり、この門を出るとすぐ胡堂だ。
本堂の左側には経蔵。
水盤舎は二間で、片側が井戸になっている。
高麗門を出て、再び町並み方面に戻る。
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