日本すきま漫遊記 > 知多湾周遊(2日目)

 

大浜の気圧計

(愛知県碧南市)

 

旧大浜警察署の角にある不思議な物件、常設の野外気圧計。

本サイトでは、街角などに設置された石造あるいはモルタル造の時計台を収集しているが、野外に設置された気圧計台(?)というのはめずらしい。

高さ1.5mほどの花崗岩製で、上部に気圧計が埋め込まれている。

柱部には「バロメートル」の文字が彫られている。気圧計を表わすフランス語だ。よって、もともと時計台だったものに誰かが冗談で気圧計をはめ込んだというたぐいの物件ではなく、正真正銘の生まれたときからの野外気圧計なのである。

内部の気圧計はちゃんと動作しているようだった。

想像するに、伊勢湾台風のとき、もし気圧計があれば早めに避難することができたという思いから、誰の目にもつく場所に気圧計を作ったのはないだろうか。

「バロメートル」という言葉の古さと、伊勢湾台風の年代が合致しないのが気にかかるが…。謎の多い物件である。

 

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