日本すきま漫遊記 > 知多湾周遊(1日目)

 

十王院

(愛知県豊橋市)

 

十王院。妙泉寺の東隣にあった寺。

二川宿の東のはずれにあたる。寺の前は左写真のような風景。

寺の入口は民家と民家のあいだの細い路地。これといった目印もないので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうだ。

そしてこれが本堂(右側)。本堂と左側の建物とはつながっている。住職が炊事や寝起きできる感じではなく、講などの集まりで人が集まるための籠り堂のようなものだろう。

私としては、庫裏の付属する仏堂を「寺」、庫裏がないものを「堂」と呼んでいるが、この寺は「寺」と呼べるものとしては最小構成の「プリミティブな寺」といえるだろう。

だが、質素がゆえに印象に残る場合もある。

実際のところ、この日二川宿で見た大岩寺、松音寺、妙泉寺はすでに記憶のなかではごちゃごちゃに混ざりつつあるが、この十王院の境内の様子ははっきりと覚えている。

境内にはほかに六地蔵堂(左写真)。

素朴な石仏があった。薬師如来だろうか。

 

もどる