豊川稲荷の奥の院部分は、順路にそって参詣する一種の巡礼空間であり、一定間隔で出現する堂宇にも変化がありよく作られているとは思う。
だが、堂宇がどれも新しく大味で参詣者が足を止めるような小さな発見がない。この種の稲荷の奥の院にありがちな「こんな隙間にも小祠がっ!」とか「どこで油揚や灯明を奉納しようか迷っちゃう〜」というような楽しみがないのだ。あ、そもそも油揚や灯明、売ってたか‥‥?
平地にあり、裏手も市街地という寺にあってはやむを得ないのかもしれないが、期待が大きかっただけに、奥の院の大味さにはすこしがっかりさせられてしまった。
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